Fender Jaguar Special HH|御茶ノ水で一目惚れした廃盤ギター

Fender Jaguar Special HH|御茶ノ水で一目惚れした廃盤ギター 機材レビュー

今から9年前、御茶ノ水の楽器屋で、このジャガーと目が合った瞬間に「これだ」と思いました。試奏してみると、人より少し小さめの自分の手にもしっくり馴染んで、弾き心地が最高で——気づいたらお持ち帰りしていました。それ以来メインギターとして使い続けているFender Classic Player Jaguar Special HH、廃盤モデルで中古でしか出会えない1本です。専用ピックアップの音や、選んだ理由を書いておきます。

Fender Jaguar Special HH 実機
9年前に御茶ノ水で連れて帰ってきた1本

この記事でわかること

  • Fender Jaguar Special HHの専用ピックアップの音
  • 手の小さい人に合う24インチスケールのネック
  • スペックの特徴と、このギターで弾いた動画

専用ピックアップの唯一無二なサウンド

Jaguar Special HHの最大の特徴は、専用設計のハムバッカーです。

ハムバッカーらしい太さやパワーを持ちながら、シングルコイル的な抜けの良さも同居している——ハムとシングルのいいとこ取りをした、通常のシングルコイル仕様のジャガーでも、他のギターでも出せないサウンドです。

歪ませても音が団子にならず、クリーンでも太さが残る。この専用ピックアップの存在だけで、このギターを選ぶ理由になります。

Jaguar Special HH 専用ハムバッカー
ハムとシングルのいいとこ取りをした専用設計のピックアップ

ハムの太さとシングルの抜けを両立した、専用設計のハムバッカー。

手の小さい人にこそ試してほしいネック

ジャガーはもともとスケールが短めで、他のモデルに比べてネックが握りやすいと言われますが、実際に自分の手で確認して初めて実感しました。

人より小さめの手だと、レスポールやストラトでは感じていた微妙な窮屈さが、このジャガーだとほとんどありません。

楽器選びは結局、カタログの数字より実際に弾いてみることに尽きる、というのを痛感した1本です。

Jaguar Special HH ネック
24インチスケールの短めネック

小さめの手でも、レスポールやストラトのような窮屈さがほとんどない。

スペック面での特徴

Classic Player Jaguar Special HHは、ボディがアルダー、ネックはメイプル、指板はローズウッドという構成。

スケールは24インチとジャガーらしい短めの設定で、これが先述の握りやすさにつながっています。

ブリッジは、往年のジャガーが採用していた浮遊式トレモロ+ミュート機構ではなく、固定式のAdjusto-Maticブリッジ+テイルピース。

ジャガー特有のスライドスイッチ群も廃されていて、マスターボリューム・マスタートーン・3wayトグルというシンプルな操作系にまとめられています。

見た目はジャガーそのものなのに、中身は弾きやすさと実用性を優先してアップデートされている——このギャップも気に入っているポイントです。

Jaguar Special HH ブリッジ・コントロール部
固定式ブリッジとシンプルな3wayトグル
Fender Jaguar Special HH を構えたところ
9年経った今も、外に持ち出すのはこの1本

固定式ブリッジとシンプルな3wayトグルで、弾きやすさ優先の作り。

このギターで弾いた動画

文章で音を説明するより、実際に鳴らしているところを見てもらうのが早いと思います。

YouTubeに上げている弾いてみたのうち、このJaguarで弾いたものをいくつか置いておきます。

他の弾いてみたは YouTubeチャンネル にまとめています。

このJaguarで弾いた弾いてみた動画をまとめている。

まとめ:廃盤モデルだからこそ、中古で見つけたら即決

Classic Player Jaguar Special HHはすでに廃盤で、新品では手に入りません。

9年前に御茶ノ水の楽器屋でたまたま出会えましたが、同じ個体に再会できる保証はどこにもない。

気に入るギターに出会ったら、廃盤・現行にかかわらずその場で決める、というのがこのギターで学んだ教訓です。