雨の日のカフェに合うBGMの選び方|著作権フリー・買い切りで流すには

雨の日のカフェの店内 店舗BGM

「雨の日は、いつものBGMがなんだか店に合わない」「雨の日向けの曲を流したいけれど、何を選べばいいのか分からない」と感じていませんか。

雨の日のカフェには、テンポがゆっくりで、雨音の入っていないインストのBGMが合います。あわせて、店で流してよい権利の音源かどうかも確かめておく必要があります。

この記事でわかること

  • 雨の日のカフェに合う曲調とリズム
  • 雨音入りのBGMを避けたほうがいい理由
  • 音量と再生機器で気をつけること
  • 晴れの日と雨の日でBGMを切り替える方法

雨の日向けのBGMを先に聴きたい方は、カフェ・ベーカリーの店内BGM(著作権フリー・買い切り)で試聴できます。

雨の日のカフェは、BGMの役割が少し変わる

雨の日のカフェの店内

店の外の空気が、店内にも入ってくる

雨の日は、窓の外が暗く、お客さまの足取りもゆっくりになります。晴れの日に合わせた明るくテンポの速い曲は、浮いて聞こえやすくなります。

BGMの役割は「店を盛り上げる」より「店内を静かに温める」に寄せると、雨の日の空気になじみます。

長居するお客さまを想定する

雨宿りを兼ねて、いつもより長く席にいるお客さまも増えます。同じ曲が何度も回ってこない曲数があると安心です。

雨の日のBGMは、盛り上げるより「静かに温める」方向で選ぶ。

雨の日に合う曲調の選び方

朝・昼・夜で変わるカフェの窓の景色

リズムとテンポで選ぶ

雨の日に合わせやすいのは、揺れるようなリズムの曲です。当店のカフェ向けBGM Vol.3(雨の日)では、次のリズムを中心にしました。

リズム 雨の日に合う理由
ボサノヴァ 音数が少なく、会話の後ろで軽く揺れる
ジャズワルツ 3拍子のゆったりした流れで、窓の外を眺める時間に合う
スローソウル 重心が低く、暗い空の日でも落ち着いて聞ける
6/8拍子 雨だれのような揺れがあり、昼から夜へつなぎやすい

主旋律の楽器で選ぶ

主旋律は、柔らかく息の混じる楽器が雨の日に合います。Vol.3ではアルトフルート、フリューゲルホルン、アコーディオン、ペダルスチールなどを使いました。

  • 高音が鋭い楽器は、雨の日の暗い店内では目立ちやすい
  • 歌入りの曲は、接客やお客さま同士の会話にかぶりやすい
  • 朝・昼・夜で少しずつ明るさを変えると、一日流しても飽きにくい

揺れるリズムと、柔らかい音色の楽器。歌なしのインストが基本。

雨音入りのBGMは避けたほうがいい

カフェ・ベーカリー向けBGMパックの特徴

本当に降っているように聞こえてしまう

雨の日向けのBGMには、雨音の効果音が入ったものもあります。雰囲気は出ますが、店内で流すと本物の雨と区別がつきにくくなります。

晴れた日に流せば「外は雨?」と思われますし、雨の日に流すと雨音が強すぎて聞こえます。

効果音入りの音源は使う日を選ぶ

雨音・波音・鳥の声などの効果音は、毎日流すと耳につきやすい音でもあります。店で毎日使うなら、効果音のない曲が扱いやすいです。

雨らしさは曲調で出す

そのため、Vol.3には雨音などの効果音を入れていません。雨らしさは、リズムと楽器の選び方だけで出しています。

雨の日向けでも、雨音の効果音は入っていない曲を選ぶ。

音量と再生機器で気をつけること

天井スピーカーから店舗BGMが流れるイメージ

曲ごとの音量差をなくしておく

静かな曲を選ぶほど、曲によって音量がばらつくと気になります。曲が変わるたびに音量を触るのは、営業中には負担です。

当店の音源は全曲を-16 LUFSでそろえ、曲中の音量差も詰めています(Vol.3はラウドネスレンジ 最大2.3 LU)。

天井スピーカー1本でも確かめる

カフェの天井スピーカーは、モノラルで鳴っていることがあります。ステレオで作られた曲は、モノラルにすると音が痩せることがあります。

いちばん混む時間に鳴らす静かな時間だけで決めると、混雑時に埋もれるかが分からない
カウンターと奥の席で聞く注文の声が聞き取れるか、奥の席で小さすぎないかを確かめる
音量を決めたら触らない音量のそろった音源なら、一日そのまま流せる

Vol.3は、モノラルにしたときの音量低下が最も悪い曲でも0.1dBです。

音量のそろった音源を選び、混む時間に店のスピーカーで確かめる。

雨の日のプレイリストも、著作権の扱いは同じ

カフェで音楽配信サービスを流す前に注意するイラスト

個人向けの聴き放題は店で流せない

音楽配信サービスには「雨の日のカフェ」のようなプレイリストがたくさんあります。ただ、個人向けのプランは、規約上お店で流せません。

くわしくはカフェでSpotifyを流すのは違法?とSpotify・Apple Music・Amazon Musicを店で流すのは規約違反?で調べています。

店で流せる方法は3つ

流し方 店側の手続き 費用
市販の曲+JASRAC JASRACにBGMの利用手続き 年額の使用料+曲代
有線・業務用BGM 不要(事業者が権利処理) 月980〜4,488円
買い切りの著作権フリー音源 不要(規約に従う) 購入時のみ

※月額は各社の公開料金(税込・2026年10月9日確認)。費用の比べ方は店舗BGMのコストを見直すにまとめています。

雨の日用でも晴れの日用でも、店で流してよい音源かを先に確かめる。

晴れの日と雨の日でBGMを切り替える

タブレットで店内BGMを選ぶ店主

天気でフォルダを分けておく

雨の日用のBGMを別に用意しておくと、朝に天気を見てフォルダを選ぶだけで切り替えられます。

晴れの日:Vol.1・Vol.2

朝・昼・夜の時間帯で分けた音源。2巻セットで50曲・約156分。

雨の日:Vol.3

雨の朝7曲・雨の昼10曲・雨の夜8曲。25曲・約78分。

Vol.3だけでも一日使える

Vol.3は雨の朝・昼・夜がそろっているので、単体でも一日通して流せます。曲名はVol.1〜3を通して重複がありません。

Vol.3 雨の日の中身

  • 全曲インスト・雨音などの効果音なし
  • MP3(320kbps)・収録曲リスト・ライセンス規約PDF付き
  • 買い切り3,800円(1店舗)。JASRAC等への信託なし

カフェ・ベーカリーの店内BGM Vol.3 雨の日

BOOTHで見る(¥3,800)

試聴とくわしい説明はこちら

晴れの日用と雨の日用を分けておけば、朝にフォルダを選ぶだけ。

まとめ

めくれるカレンダーと流れ続ける音楽のイメージ
  • 雨の日のカフェには、ボサノヴァやジャズワルツなど揺れるリズムの、歌なしのBGMが合う
  • 雨音の効果音入りは避け、雨らしさは曲調で出す
  • 音源は店で流してよい権利のものを選び、音量のそろったものなら一日触らずに済む

次にやることは、試聴音源を雨の日の店のスピーカーで鳴らしてみることです。

カフェ・ベーカリーの店内BGM(著作権フリー・買い切り)

試聴とくわしい説明を見る

Vol.3 雨の日(BOOTH・¥3,800)

出典:各社の月額料金は公式サイト(2026年10月9日確認)。音量・モノラル再生の数値は当店の音源の実測値。