美容室のBGMは何を流す?会話を邪魔しない選び方と音量の決め方

自然光が入る落ち着いた美容室の店内 店舗BGM
会話を邪魔せず、店の雰囲気を整えるBGMを基準に選びます(※イメージ)

美容室のBGMは、ただおしゃれな曲を並べるだけではうまくいきません。施術中の会話、ドライヤー音、滞在時間、店内の雰囲気を同時に考える必要があります。

このページでは、美容室で流しやすいBGMの選び方と、営業時間中に音量を何度も触らずに済む運用方法をまとめます。

結論

美容室のBGMは、会話の下に残る一定のリズムの曲を、通常時の会話を邪魔しない音量で流すのが基本です。

個人向けの音楽サービスはそのまま店で流さず、店舗利用の条件を確認します。

この記事でわかること

  • 美容室のBGMで起きやすい4つの問題
  • 会話の下に残る曲の条件と、時間帯の分け方
  • ドライヤーを基準にしない音量の決め方
  • 3年間の費用の目安と導入前チェックリスト

美容室向けの店内BGMを先に見たい方へ

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美容室のBGMで起きやすい4つの問題

自然光が入る落ち着いた美容室の店内
会話に歌声が重なる歌詞が強い曲やボーカルが前に出る曲は、カウンセリングや施術中の会話を聞き取りにくくします。
曲ごとに音量が違うプレイリスト内の音量差が大きいと、曲が変わるたびにスタッフが音量を調整することになります。
ドライヤー中だけ聞こえない静かすぎる曲は営業音に埋もれます。一方で、それに合わせて音量を上げると静かな時間帯には大きすぎます。
店の印象と曲調が合わない流行曲を無作為に並べると、ナチュラル、モード、ファミリー向けなど、店が作りたい雰囲気とずれることがあります。

歌声・音量差・ドライヤー・店の印象の4つが、美容室BGMのつまずきどころ。

美容室では「会話の下に残る音」が使いやすい

美容室で会話の下に小さくBGMが流れているイラスト

美容室では、お客様が同じ場所に1〜3時間滞在することがあります。

そのため、待合室向けの静かなBGMをそのまま使うと、物足りなさや繰り返しが気になりやすくなります。

会話の下に残る音

一定のリズム
サビで急に大きくならない
丸い音色

向いているのは「サビで急に大きくならない曲」

向いているのは、一定のリズムがありながら、サビだけ急に大きくならない曲です。

エレクトリックピアノ、クリーンギター、控えめなドラム、丸いベースなどは、会話の下に残りやすく、店内を無音に感じさせません。

インストだけに固定しなくてもよい

長時間営業では、すべてインストだと単調に感じることもあります。

歌入りを混ぜるなら

歌入りを混ぜる場合は、歌声が大きすぎず、暗い物語や強い感情表現を避けた曲を少量入れると、プレイリストに変化をつけられます。

確認のコツ

スタッフだけで試聴せず、実際に会話しながら流してください。鏡の前、シャンプー台、受付で聞こえ方が変わります。

一定のリズムがあり、サビで急に大きくならない曲が会話の下に残る。

時間帯でBGMを変えるなら

朝・昼・夕で雰囲気が変わる美容室のイラスト
時間帯合う方向避けたい方向
開店〜昼前軽いギター、エレピ、明るいネオソウル低音が重い曲、眠すぎるアンビエント
昼〜夕方シティポップ、ソフトファンク、ジャズポップ急な展開、長いソロ、派手な高音
夕方〜閉店ラウンジ、アコースティックソウル、落ち着いたR&Bテンポが遅すぎる曲、暗さの強い曲

時間帯ごとに細かく切り替えなくても、明るさとテンポの違う3つのブロックを用意しておくと、店の流れに合わせやすくなります。

明るさとテンポで3ブロック

開店〜昼前→昼〜夕方→夕方〜閉店

時間帯は細かく分けず、明るさとテンポの違う3ブロックで回す。

音量は「ドライヤーに勝つ」より「通常時に邪魔しない」

ドライヤーを使う美容室でBGMの音量を考えるイラスト

ドライヤー使用中もはっきり聞こえる音量にすると、止めた直後にBGMが大きく感じられます。

ドライヤー中は少し隠れる前提にし、通常の会話と受付対応を邪魔しない音量を基準にする方が安定します。

音量の基準はどっち?

ドライヤーに勝つ通常時に邪魔しない

受付・鏡の前・シャンプー台で確かめる4点

  • 受付で会話が聞き取れる
  • 鏡の前で歌詞を追わなくても気にならない
  • シャンプー台で高音が刺さらない
  • 曲が切り替わっても音量を触らなくてよい

スピーカーが複数あるとき

スピーカーが複数ある場合は、1台を大音量にするより、小さめの音量で分散させた方が店内の聞こえ方をそろえやすくなります。

音量はドライヤー中ではなく、通常の会話と受付対応を基準に決める。

個人向け音楽サービスをそのまま店で流さない

音楽アプリに禁止マーク(個人向けサービスは店で流さない)

普段使っている音楽配信サービスや購入した楽曲でも、店舗での再生が利用規約や著作権手続きの対象になる場合があります。

「料金を払っている」「曲を購入した」というだけで、店内利用が自動的に認められるわけではありません。

利用するサービスや音源ごとに、商用・店舗利用の条件と、必要な著作権手続きを確認してください。

料金を払っていても、店内利用が自動的に認められるわけではない。

美容室のBGMにかかる費用の目安

月額BGMの請求書と買い切り音源の比較イメージ

店舗向けのBGMサービスを契約すると、月額は税込で980〜4,488円です。3年続けた場合の総額を並べると、次のようになります。

サービスごとの違いは店舗BGMのコストを見直す|有線・サブスク・買い切り音源を比較したで比べています。

3年間の総額で比べる

3年間の費用(税込)

USEN / OTORAKU(月4,488円)161,568円
モンスター・チャンネル 2年契約(月2,068円)74,448円
BGM Pro 2年契約/STORE MUSIC.jp(月980円)35,280円
美容室向けBGMパック(買い切り・月額0円)7,800円

※各社の料金は2026年10月9日時点の公開情報。最新は各社サイトで確認してください。

美容室専用の店内BGMパックを用意しました

会話を邪魔しないインスト30曲と、控えめな英語ボーカル10曲の合計40曲・約129分。

歌なし/歌入りはフォルダで分けてあるので、カウンセリング中はインスト、待ち時間は歌入りと切り替えられます。

全曲の音量をそろえてあるので、ドライヤーを止めた直後に大きく感じることもありません。買い切りで、著作権フリーです。

無料の試聴音源を配布しています。施術席やシャンプー台のスピーカーで、実際に鳴らして確かめてください。

美容室向け店内BGMパックを見る

店舗向けサービスは月額980〜4,488円。3年で総額の差が大きく開く。

導入前のチェックリスト

美容室向け店舗BGMの無料試聴版
  • 店の雰囲気を3語で決める(例:清潔、都会的、落ち着き)
  • 受付・施術席・シャンプー台で試聴する
  • 会話しながら音量を決める
  • ドライヤー停止直後に大きすぎないか確認する
  • 2時間以上流して、繰り返しや耳疲れを確認する
  • 利用規約と店舗再生の権利処理を確認する

美容室のBGMは、主役になる音楽ではなく、接客と空間を支える音です。選曲だけでなく、音量差と長時間再生まで含めて試すと、日々の運用が楽になります。

同じく会話をしながら施術するお店として、ネイルサロンの場合はネイルサロンのBGMと著作権にまとめています。

受付・施術席・シャンプー台で、会話しながら一度ずつ確かめる。

まとめ:美容室のBGMは会話と音量差で選ぶ

この記事のまとめ

  • 会話の下に残る、一定のリズムでサビが急に大きくならない曲を選ぶ
  • 時間帯は明るさとテンポの違う3ブロックで回す
  • 音量はドライヤーではなく通常時の会話を基準にする
  • 個人向け音楽サービスは店舗利用の条件を確認してから使う