フリマサイトの出品履歴を振り返ると、アンプモデラー・アンプシミュレーター系の機材もかなりの数を手放しています。
BOSS GT-1、Line 6 HX Stomp、AVID Eleven Rack、Kemper Profiler、Fractal Audio FM3、IK Multimedia TONEX Pedal、Walrus Audio ACS1、UA LION 68 SUPER LEAD AMP。
今の足元はQuad Cortexと実機アンプ(Marshall SV20H/Peavey 6505)の組み合わせに落ち着いていますが、そこにたどり着くまでにこれだけの台数を試すことになりました。
この記事でわかること
- アンプモデラーを何台も乗り換えた遍歴
- GT-1・HX Stomp・Eleven Rack・Kemperそれぞれの理由
- QC導入後に試したFM3・TONEX・ACS1・UA LION 68
- Quad Cortex+実機アンプに落ち着いた理由
BOSS GT-1|大学入学とコピーバンドがきっかけだった
最初に使っていたのはBOSS GT-1でした。
大学に入学して色々なコピーバンドを組むようになり、曲ごとに求められる音作りをこなす必要が出てきたのが購入のきっかけです。
土台となるアンプモデルやエフェクトの種類が豊富に揃っていて、「エフェクトとはどういうものか」を理解する教材としては十分すぎるくらいの内容でした。
この1台で、コピーバンドで必要な音作りの基礎を一通り学べたと思っています。

コピーバンドの音作りの基礎を、この1台で一通り学んだ。
Line 6 HX Stomp|「弾いてみた」を始めて1年、クオリティが一気に上がった
次に手を出したのがLine 6 HX Stompです。「弾いてみた」の投稿を始めて1年ほど経ったタイミングで購入しました。
GT-1と比べてクオリティが大きく上がり、エフェクトの幅も広がったのが実感としてはっきり分かりました。
中身のエフェクトの出来自体は本当に優秀で、その完成度の高さから、今でもHX Effectsを愛用し続けているほどです。
ただアンプモデリングに関しては作り込める範囲がかなり広く、良い音を出そうとするとそれなりの時間が必要で、そこは正直大変でした。

クオリティは大きく上がったが、アンプの作り込みには時間が要った。
AVID Eleven Rack|憧れの奏者が使っていたから試した1台
その後試したのがAVID Eleven Rackでした。自分が尊敬している「弾いてみた」奏者の方が愛用していたのがきっかけで、試しに中古を購入しました。
発売当時としては良い機材だったのだと思いますが、購入した時点ではすでに現行のアンプモデリング機の方が優れていて、結局あまり使うことなく手放すことになりました。

中古で試したが、すでに現行機のほうが優れていて手放した。
Kemper Profiler|出音は感動レベル、でも好みのRIGに出会うのが難しかった
Eleven Rackの後に試したのがKemper Profilerです。使ってみて出てきた音は感動するレベルで、満足度自体はかなり高いものでした。
ただKemperは膨大な数のRIGが公開されている一方で、自分の環境でいい音が鳴るRIGに出会うのがかなり困難で、そこに苦労しました。
純粋なアンプモデリングというより「作られたRIGの環境に出音が左右される」機材で、そこに若干のクセを感じていたのも事実です。
ただこのKemperと格闘した経験のおかげで、自分がどんなアンプの音を好きなのかが少しずつ分かってきました。
最終的にはQuad Cortexを手に入れたタイミングで、入れ替える形で手放しました。

出音は感動レベル。ただ自分の環境に合うRIGを探すのが難しかった。
Quad Cortex導入後も、FM3・TONEX・ACS1・UA LION 68を試した
この頃にはすでにQuad Cortexを導入していましたが、それぞれ違う理由で他の機材も試していました。
Fractal Audio FM3は、フラクタルの音を一度も弾いたことがなかったので購入しました。
アンプモデリングの作り込みの深さは、これまで使ったどの機材と比べてもトップクラス。
ただ弄れる範囲が広すぎて、Quad Cortexと併用しながら使うのは現実的ではないと判断し、売却しました。
Quad Cortexを持っていなかったら、間違いなくこれを選んでいたと思うくらい良い機材で、いつかまた使いたいと思っています。

IK Multimedia TONEX Pedalは、値上げ前のタイミングで購入しました。
音的にはアンプらしい質感がとても強く、HX StompとTONEXを併用する構成はかなり現実的だと感じたほどです。
ただこちらもQuad Cortexをすでに持っていたため、売却することにしました。

Walrus Audio ACS1は、コンパクトなボードを組もうとしていた時期に購入しました。
前段に置くエフェクターとの相性が良いという噂を聞いて試したのですが、実際に音作りをしてみると自分の好きな音にたどり着けず、断念して売却しました。

UA LION 68 SUPER LEAD AMPは、自分の好きなアンプモデルだったこともあり、かなりお気に入りで、エフェクターを併用しながらよく弾いていました。
このLION 68を使い込んだ経験が、後にMarshall SV20H(実機アンプ)を購入するきっかけになっています。

それぞれ違う理由で試し、LION 68の経験がSV20H購入につながった。
Quad Cortexと実機アンプの組み合わせに落ち着いた
最終的にたどり着いたのは、Quad Cortexと実機アンプ(SV20H/6505)を併用する構成でした。
モデラー1台で全部をまかなおうとするのではなく、「Quad Cortexでまかなう部分」と「実機アンプでしか出せない部分」を分けて考えるようになったことで、何台も乗り換え続けてきた理由がようやく腑に落ちました。

QCでまかなう部分と、実機アンプでしか出せない部分を分けて考えた。
まとめ:アンプモデラー遍歴を振り返って思うこと
この記事のまとめ
- GT-1・HX Stompの2台は、それぞれ「コピーバンドでの実践」「弾いてみた1年の節目」という自分の状況の変化に合わせた乗り換えだった
- Eleven RackとKemperは、憧れや期待から試したものの、運用面や好みとのズレで定着しなかった
- Kemperで苦労した経験が、自分の好きなアンプの音を理解するきっかけになった
- Quad Cortex導入後のFM3・TONEX・ACS1・UA LION 68は、それぞれ違う理由で試したが、UA LION 68だけは実機アンプ購入のきっかけにまでなった
結果として何台も乗り換えることにはなりましたが、1台1台に明確なきっかけと理由があり、無駄な遠回りだったとは思っていません。
今はQuad Cortexと実機アンプを使い分ける構成に迷いなく満足していますが、FM3のようにまた使いたいと思っている機材があるのも正直なところです。

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