愛用前段ペダル5種を比較|SV20Hの前で何をどう使い分けてる?

愛用前段ペダル5種 実機イメージ 機材レビュー

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前段ペダルって、結局“どれを何に使うか”が全て。うちはアンプ(SV20H)の前段にコンプ1台+ドライブ4台を置いて、曲や場面で使い分けています。

今回は愛用の前段ペダル5種(コンプ含む)を、役割の違いで比較します。

愛用前段ペダル5種 実機イメージ
役割の違う5つの前段ペダル

この記事でわかること

  • 愛用の前段ペダル5種の役割マップ
  • コンプ・透明OD・押し出しOD・ファズの使い分け
  • 前段ペダルの並び順の考え方

まず結論:役割マップ

ペダルタイプ主な役割
DSM & Humboldt ClearCompコンプ歪みの“前”で粒を整える土台
Leqtique MARロー〜ミッドゲインOD透明感のある常時薄がけ/ブースト
Petla Noa.トランスペアレントODローカット調整で帯域を整えながら前に出す
EQD Special Crankerオーバードライブアンプを“もう一段”前に出す
VEMURAM Myriad Fuzzファズ飛び道具・太い塊が欲しい時

ポイントは「ゲイン量」で並べていないこと。コンプ→透明OD×2→押し出しOD→ファズ、と“キャラの役割”で分けているのがミソです。

ボード上段:RV-200、H9 MAX、Special Cranker、ClearComp
現在のボード上段

ゲイン量ではなく、役割の違いで5台を使い分けている。

① DSM & Humboldt ClearComp(コンプ)

厳密には歪みじゃないけど、ドライブの土台としてめちゃ効く。粒立ちを整えてからアンプ/ODに入れると、歪みのまとまりが段違い。

常時薄くかけて“芯”を作る使い方が多いです。透明系コンプなので原音のキャラを壊しにくいのが好み。

ボード上段:RV-200、H9 MAX、Special Cranker、ClearComp
右端がClearComp

歪みの前で粒を整える土台。常時薄くかけて芯を作る。

② Leqtique MAR(ロー〜ミッドゲインOD)

透明感が身上のOD。音色を濁らせずに“前に出す”のが得意で、常時薄がけのプラットフォーム的にも、ブースト的にも使えます。

SV20Hのクランチに重ねると、嫌な飽和をせず素直にゲインが乗る。「歪ませる」というより「整えて前に出す」感覚。

ボード中段:Leqtique MAR、Petla Noa.、Myriad Fuzz
左端がMAR

濁らせずに前に出す透明系OD。常時薄がけにもブーストにも使える。

③ Petla Noa.(トランスペアレントOD)

国内ブティックメーカー・Petlaのトランスペアレント系オーバードライブ。

30Hz〜300Hzの幅広いローカットを搭載しているのが最大の特徴で、前段でのもたつきを整えながら自然に音を前に出せます。

MARとはキャラが異なる透明感があり、場面で使い分けています。手作り感のある丁寧な仕上がりも魅力の一台。

ボード中段:Leqtique MAR、Petla Noa.、Myriad Fuzz
中央がNoa.

30Hz〜300Hzのローカットで、もたつきを整えながら前に出す。

④ EQD Special Cranker(オーバードライブ)

アンプを“もう一段クランクさせる”タイプのOD。MARより前に出る量とザラつきがあって、バッキングからリードへの一押しに便利。

SV20Hの土台に重ねると、いかにも“アンプが唸ってる”感が増します。

ボード上段:RV-200、H9 MAX、Special Cranker、ClearComp
右から2番目がSpecial Cranker

アンプをもう一段クランクさせる、バッキングからリードへの一押し。

⑤ VEMURAM Myriad Fuzz(ファズ)

ここは完全に飛び道具枠。太い塊感、ジューシーな潰れが欲しい場面用。

常用というより「ここぞ」で踏むと曲の表情が一気に変わる。ファズらしいワイルドさがありつつ、VEMURAMらしく扱いやすさもある一台。

ボード中段:Leqtique MAR、Petla Noa.、Myriad Fuzz
右端がMyriad Fuzz

ここぞで踏む飛び道具枠。太い塊感が欲しい場面用。

どう組んでる?(並び順の考え方)

ざっくり コンプ → 透明OD×2 → 押し出しOD → ファズ の順で、土台→整え→押し出し→飛び道具の流れ。

全部同時に踏むのではなく、場面ごとに1〜2個を組み合わせるイメージです。アンプ(SV20H)が素直なので、前段を変えると表情がコロコロ変わるのが楽しい。

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ボード全景

土台→整え→押し出し→飛び道具の順。場面ごとに1〜2個を組み合わせる。

使っているペダル

DSM & Humboldt ClearComp

Leqtique MAR

EarthQuaker Devices Special Cranker

VEMURAM Myriad Fuzz

Petla Noa.

Petla(ペトラ)による国内ブティックOD。公式ショップのほか、楽天市場でも購入できます。

関連:このドライブ達を“土台”で受けるアンプ

前段ドライブが活きるのは、素直なSV20Hあってこそ。アンプ側の話は別記事で。

Marshall SV20H レビューを読む →

※ 音の感じ方には個人差があります。本記事は筆者の使用体験に基づく感想です。各社の製品名は各権利者の商標です。

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この5種を鳴らしているアンプはMarshall SV20H、差し替えの仕組みはART PATCH Inでの差し替えポイント、電源はパワーサプライ遍歴、空間系はEventide H9 MAXに書いています。

使っている機材の全体は使用機材まとめに信号の流れ順で一覧にしています。

まとめ:前段ペダルは役割で選んで組み合わせる

この記事のまとめ

  • ClearCompで粒を整え、MARとNoa.で透明に前へ出す
  • Special Crankerで一押し、Myriad Fuzzは飛び道具
  • 全部同時ではなく、場面ごとに1〜2個を組み合わせる